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ことほぎと再生

日本本来の再生方法

日本では本来、伊勢神宮の遷宮に象徴されるように、「新たに立てる、移す、旧を壊す」という循環が永続を実現する方法とされていました。しかし日本ではわざわざ旧を壊さなくても、打ち捨てておけば自然に風化してしまったり、名残を惜しむ心から、この「旧」すなわち「古くなったもの」をどうするかという、視点や意識が薄らいでしまったようです。

 

加えて明治維新以降「新たにつくること、得ること」のみに邁進してきたこともあって古くなったものが増えるがままになり、積み重なってしまったモノゴトの弊害が様々に表出しています。

​再生のときに大切な見極め

「旧」から「新」に向かうときに、一番大事なものは何かを見極めることがとても大事になります。言い換えると、いろいろ付いてしまったものを取り去ることになります。絡まっていることの多くは属性的(従来の関係性の中で付加されたこと)なので、そこに注目して「本体」か「属性」かを見極めます。

「ことほぎ」のあと、思いがけない組み合わせを

「ことほぎ」によって物事が解きほぐされましたら、不要なものを「分ける」、「捨てる」、そして次に、全く別な物事と「結ぶ」ことへ向かうと良いと思います。実際に捨てなくても、「ことほぐ」ことで「縁から離れること・縁を結ぶこと」に自在になり、新たな再生へと身軽に進むことができます。

Reincarnation
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